実質賃金が上がらないのは日本経済の最大の問題の一つだが、その原因について定説はない。よくあるのは「労働生産性が低いからだ」という説明だが、著者も指摘するように日本の生産性(時間あたり実質GDP)上昇率はG7の平均程度で、それほど低いわけではない。
ところが実質賃金は1990年代からほとんど上がっていない。これは他の国では賃金が生産性とほぼパラレルに上がっているのと対照的な日本の特異性である。

OECDデータ(BNPパリバ証券)
この原因は何かという問題も、多くのエコノミストが論じてきた。考えられる原因は
ところが実質賃金は1990年代からほとんど上がっていない。これは他の国では賃金が生産性とほぼパラレルに上がっているのと対照的な日本の特異性である。

OECDデータ(BNPパリバ証券)
この原因は何かという問題も、多くのエコノミストが論じてきた。考えられる原因は
- 労働分配率の低下
- 円安による交易損失
- 内部留保の増加















