長期金利は日銀の利上げを織り込んで急速に上昇し、10年物国債の利回りは1.97%と18年ぶりの水準になったが、首相はどうしていいかわからないようだ。国会では、長期金利についての追及に、高市首相が「そんなことより成長が大事」と答えた。

長期金利の上昇は危険な兆候である。それは政府の利払いを増やすだけではなく、政府への信認の低下を意味するからだ。普通は金利が上がると円も上がるものだが、ドル円は155円前後でほとんど動かない。

これは日本から円が流出し、国債も円も売られる日本売りが始まっているからだ。株価だけはまだ上がっているが、日経平均のほとんどを占めるのはグローバル企業であり、彼らの収益のほとんどは海外で上がっている。



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