円安が急速に進行している。高市総裁が決まってから、5日間で5円もドルが上がった。
この最大の原因は高市氏のバラマキ路線である。今年の初めにドルが160円まで上がったのは、日米の金利差が開いたためだった。図のように金利差とドル円はほぼパラレルに動いていたが、今年の夏から金利差とは逆に円安になってきた。この原因は、参院選で国民民主党などが「財源を考えないで減税しろ」とバラマキ財政を主張したからだ。

それだけではない。ドルも金(ゴールド)に対して大幅に下がっており、金は史上最高値を記録した。つまり円だけが下がっているのではなく、ほとんどの先進国の通貨(ユーロを除く)が下がり、金本位制に回帰しているのだ。

この原因は、トランプ大統領がドル安政策を取り続けていることだ。彼は「アメリカはドル高で他国に富を奪われている」という被害妄想を抱き、ドルの基軸通貨としての地位を捨てようとしている。実際にトランプのやった関税はドル高政策だが、こういう支離滅裂な政策で基軸通貨としてのドルの信認が失われ、ドルからの資本逃避が起こっている。
続きは10月13日(月)朝7時に配信する池田信夫ブログマガジンで(初月無料)
この最大の原因は高市氏のバラマキ路線である。今年の初めにドルが160円まで上がったのは、日米の金利差が開いたためだった。図のように金利差とドル円はほぼパラレルに動いていたが、今年の夏から金利差とは逆に円安になってきた。この原因は、参院選で国民民主党などが「財源を考えないで減税しろ」とバラマキ財政を主張したからだ。

それだけではない。ドルも金(ゴールド)に対して大幅に下がっており、金は史上最高値を記録した。つまり円だけが下がっているのではなく、ほとんどの先進国の通貨(ユーロを除く)が下がり、金本位制に回帰しているのだ。

この原因は、トランプ大統領がドル安政策を取り続けていることだ。彼は「アメリカはドル高で他国に富を奪われている」という被害妄想を抱き、ドルの基軸通貨としての地位を捨てようとしている。実際にトランプのやった関税はドル高政策だが、こういう支離滅裂な政策で基軸通貨としてのドルの信認が失われ、ドルからの資本逃避が起こっている。
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