西村康稔氏が産業政策(たぶんラピダスを念頭に置いて)の意義を訴えている。

これは誤りである。潜在成長率は資本と労働と生産性(TFP)で決まるので、政府投資が潜在成長率を高めることはありえない。このようなターゲティング政策は、終戦直後の鉄鋼産業や石油化学工業の育成では成功したが、1970年代以降の大プロ(大型プロジェクト)はほとんど失敗した。

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