国民民主党が公約している最低保障年金には、意外に長い歴史がある。1999年の自自公連立のとき、自由党の小沢一郎氏が、基礎年金を税方式化する案を自民党との連立の条件とした。連合も基礎年金を全額税方式を提案した。小渕内閣は2000年に、基礎年金の国庫負担を1/3から1/2とする年金法改正をおこなった。
自由党は2003年に民主党と合併したが、このとき民主党は小沢氏の主張を取り入れ、マニフェストに次のように書いた。
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自由党は2003年に民主党と合併したが、このとき民主党は小沢氏の主張を取り入れ、マニフェストに次のように書いた。
- 基礎年金の財源には消費税をあて、新しい年金制度を創設します。
- 基礎年金と所得比例部分からなる2階建て年金制度を4年以内に確立します。
- 消費税を財源とすることで負担を公平化し、 持続可能な社会保障をつくりあげます。
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