今年も「史上最高の暑さ」とか「地球環境は危機だ」という話がマスコミをにぎわせているが、それは本当だろうか。本書は地球温暖化の現状を最新データにもとづいて紹介し、その対策としての脱炭素化の費用対効果について考えるものだ。まえがきの一部を紹介する。
国連のアントニオ・グテーレス事務総長は、2023年8月の記者会見で「地球温暖化の時代は終わりました。地球沸騰化の時代が到来しました。もはや空気は呼吸するのに適していません」と述べた。彼は水が何℃で沸騰するのか知らないのだろうか。
2023年の地球の平均気温は、工業化前を1.45℃上回り、観測史上最高だったと世界気象機関(WMO)は発表した。国連が努力目標として設定した1.5℃上昇まで、あと0.05℃まで近づいたが、幸い地球は滅びていない。
続きはアゴラで
国連のアントニオ・グテーレス事務総長は、2023年8月の記者会見で「地球温暖化の時代は終わりました。地球沸騰化の時代が到来しました。もはや空気は呼吸するのに適していません」と述べた。彼は水が何℃で沸騰するのか知らないのだろうか。
2023年の地球の平均気温は、工業化前を1.45℃上回り、観測史上最高だったと世界気象機関(WMO)は発表した。国連が努力目標として設定した1.5℃上昇まで、あと0.05℃まで近づいたが、幸い地球は滅びていない。
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