2023年の死亡数は3年連続で増加して約160万人となり、過去最高だった。超過死亡数も昨シーズン(2022年12月~23年2月)は史上最高となった。コロナ流行が始まった2020年はマイナスだった超過死亡数がワクチン接種の始まった2021年から増え、欧米とほとんど変わらなくなったのだ。

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昨シーズンは世界的にもオミクロン株の流行で死者が増えたが、日本の超過死亡数はコロナ死者数の3倍以上だった。超過死亡は平年にはない現象(感染症や災害)によるものだが、コロナ以外に大きな感染症があったわけではない。

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小島勢二氏のアゴラ記事より

これは医療の逼迫などによる「コロナ関連死」だというのが厚労省の見解だが、コロナ死より関連死のほうが多いのは不自然だ。昨シーズンは日本のワクチン接種率が世界一になった時期でもある。ワクチンは本当に命を救ったのだろうか?

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