マイナンバーカードのトラブルが大きな問題になっている。いろいろなトラブルが報告されているが、入力ミスは統計的に一定の比率で発生するもので、河野大臣が謝罪するような問題ではない。深刻なのは、公金受取口座を家族名義で登録したケースが(今日までにわかっただけで)13万件もあることだ。

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その原因は、図のようにマイナンバーの情報にフリガナがないためだ。たとえば池田信夫の子が池田太郎だとすると、マイナポータルで太郎が「イケダノブオ」というフリガナを入力すると、そのまま通ってしまう。ところが銀行の口座情報はカタカナなので、照合できないのだ。なんでこんな間抜けな設計になったのか。

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