私がブログで「1ドル=150円で日本経済はよみがえる?」と書いたのは、ちょうど2年前だが、きょうは1ドル=144円。私の予想は半分当たったが、よみがえるかどうかはこれからだ。

円安の短期的な原因は金利差だが、それだけでは為替レートは動かない。最終的にどの程度が「均衡水準」かを市場関係者も意識している。当局は「オーバーシュートだ」というが、マーケットはそうみていない。

最大の構造的な原因は、2年前の記事でも書いたように、日本経済が大幅な国内の需要不足を抱えていることだ。きょう発表された国際収支統計をみても、経常収支は黒字である。貿易収支は資源価格の上昇で大幅な赤字になったが、所得収支(海外投資収益)の黒字がそれより大きいので、経常収支は黒字なのだ。



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