もうとっくに終わった話だと思っていたが、河野太郎氏の計算が間違っているので訂正しておく。彼は
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同じ時期に原油価格は15%ぐらいしか上がらず、輸入量もほとんど増えていない。それはこうした燃料は長期契約で買うからだ。その価格も為替もヘッジする技術が発達しているので、予測可能な価格変動は、ほとんど経済に影響を与えない。
しかし震災のあと菅首相が突然、浜岡原発を止めると言い出し、中部電力がスポットでカタールのLNGを調達したため、LNG価格が跳ね上がった。どんなに吹っかけられても、買うしかないからだ。おまけにアベノミクスの円安誘導が重なって、貿易赤字が激増したのだ。
かつて「円安で輸出が増えて景気がよくなる」といっていた竹中氏が「貿易赤字は問題ない」というのは非対称だ。貿易赤字(借金)が将来への投資に使われたのなら問題ないが、中東の王様のポケットに入るだけの貿易赤字はまったく意味がない。それは外需のマイナス要因になってGDPを悪化させ、経常収支の赤字は財政危機を深刻化させるのだ。
新聞報道を見ていると、あたかも原発が停止したので天然ガスの輸入量が増えて、貿易赤字が膨らんだかのように思えます。しかし、事実は、天然ガス価格の上昇とそれに輪をかけた円安のおかげで円建てのガス価格が上昇し、貿易赤字が増えたのです。という。同じ間違いを竹中平蔵氏もしている。
第2の誤りは、貿易赤字は原発停止-燃料輸入増によるとの見解だ。JPモルガン・チェース銀行の佐々木融氏が提示する分析によると、過去3年間の貿易収支悪化の約3分の1はエネルギー価格上昇と円安が理由だ。エネルギーの輸入増ではなく、価格要因(円安と国際価格の上昇)である。彼らに共通の誤りは、なぜLNG価格が暴騰したのかを知らない点にある。次の図からも明らかなように、LNGの「価格要因」は自然現象ではない。2010年まではヨーロッパとほとんど同じだった日本のLNG価格が震災後に80%以上も上がり、アメリカの4倍になった。その原因は、原発停止でスポットで買いに行ったからだ。
同じ時期に原油価格は15%ぐらいしか上がらず、輸入量もほとんど増えていない。それはこうした燃料は長期契約で買うからだ。その価格も為替もヘッジする技術が発達しているので、予測可能な価格変動は、ほとんど経済に影響を与えない。
しかし震災のあと菅首相が突然、浜岡原発を止めると言い出し、中部電力がスポットでカタールのLNGを調達したため、LNG価格が跳ね上がった。どんなに吹っかけられても、買うしかないからだ。おまけにアベノミクスの円安誘導が重なって、貿易赤字が激増したのだ。
かつて「円安で輸出が増えて景気がよくなる」といっていた竹中氏が「貿易赤字は問題ない」というのは非対称だ。貿易赤字(借金)が将来への投資に使われたのなら問題ないが、中東の王様のポケットに入るだけの貿易赤字はまったく意味がない。それは外需のマイナス要因になってGDPを悪化させ、経常収支の赤字は財政危機を深刻化させるのだ。


