もうこの話は取材もお断りしているのだが、また嘘をついている人がいるので、ひとことだけ。慰安婦問題について朝日新聞の捏造報道の片棒をかついだ吉見義明氏らが「政府は河野談話を検証するな」と外国特派員協会で主張した。彼らが事実関係に自信をもっているなら、なぜ検証するなというのか。むしろ証拠をちゃんと調べろと要求すべきではないのか。
彼らが史料で示しているのは、日本軍が慰安婦の雇用に関与したという事実だけである。そんなことは日本政府が1992年から公式に認めており、争点ではない。問題は、軍や官憲が慰安婦を組織的に強制連行したのかということだ。これについては彼らも「軍・官憲による直接連行を示す資料は発見されていない」と認めている。
これで終わりである。「私は強制連行された」という元慰安婦の証言は、日本政府を訴えた原告なのだから、証拠能力はない。裁判を起こす前の1991年に私が取材したときは、一人も強制連行とは言っていなかった。吉見氏が入ってきたのは、裁判のあとだ。彼らの「発見」した1938年の陸軍省副官通牒には「募集等に当りては派遣軍に於て統制し…」と書かれている。募集というのは自発的に応募するもので、強制ではありえない。
証拠もなしに「私は信じている」ということだけを根拠に正当性を主張するのは、データも見せないで「200回成功しました」という小保方氏と同じだ。吉見氏の場合は自分の主張を反証する文書を見せているのだから、ほとんど病気である。彼のように20年以上も嘘をつき続ける研究者がいるのだから、小保方氏が2ヶ月ぐらい嘘をついても不思議ではない。
これで終わりである。「私は強制連行された」という元慰安婦の証言は、日本政府を訴えた原告なのだから、証拠能力はない。裁判を起こす前の1991年に私が取材したときは、一人も強制連行とは言っていなかった。吉見氏が入ってきたのは、裁判のあとだ。彼らの「発見」した1938年の陸軍省副官通牒には「募集等に当りては派遣軍に於て統制し…」と書かれている。募集というのは自発的に応募するもので、強制ではありえない。
証拠もなしに「私は信じている」ということだけを根拠に正当性を主張するのは、データも見せないで「200回成功しました」という小保方氏と同じだ。吉見氏の場合は自分の主張を反証する文書を見せているのだから、ほとんど病気である。彼のように20年以上も嘘をつき続ける研究者がいるのだから、小保方氏が2ヶ月ぐらい嘘をついても不思議ではない。