きのうのトコトン議論でちょっと驚いたのは、元外交官の孫崎氏までが「アメリカの関税は低いから、TPPで輸出は増えない」と繰り返し批判していたことだ。これが外務省の平均的な経済リテラシーだとすると、政治家だけではなく官僚にも教育が必要だろう。同じことばかり書くのも面倒なので、今までブログと「アゴラ」などに書いた記事をまとめておく。
10年以内に、財政破綻とインフレで1ドル=100円以上の円安が来ることは確実だ。ギリシャからイタリアに波及した債務危機は、他人事ではない。今のまま財政が破綻したら、日本は途上国に戻るだろう。企業も個人も、今のうちに海外に投資することを真剣に考えたほうがいい。