クルーグマンは最近、毎日のようにリフレ派(MMT)を攻撃している。まず彼のいうMMTはこう主張する:
[M]odern governments able to issue fiat money can’t go bankrupt, never mind whether investors are willing to buy their bonds. [...] the US government can simply issue money, crediting it to banks, to pay its bills.
「政府は不換紙幣を無限に発行できるんだから、国債をどんどん発行してFRBが通貨を供給してそれをファイナンスすればいい」という主張(まともな経済学者は主張していない)に対して、クルーグマンは「FRBが国債を買って通貨を際限なく供給したらハイパーインフレになる」と反論する:
これは私が今年の正月の「朝まで生テレビ」で見せた図と同じだ:
かつて私を悪しざまに罵った人々は、今度はクルーグマン先生に同じことを言ってはどうだろうか?
[I]t would be quite likely that the money-financed deficit would lead to hyperinflation. The point is that there are limits to the amount of real resources that you can extract through seigniorage. When people expect inflation, they become reluctant to hold cash, which drive prices up ...そしてきのうのブログでは、次のような図を見せて「マネタリーベースが激増しても物価は上がってないじゃないか」という:
これは私が今年の正月の「朝まで生テレビ」で見せた図と同じだ:
かつて私を悪しざまに罵った人々は、今度はクルーグマン先生に同じことを言ってはどうだろうか?