経済学は「社会科学の女王」などと自称していますが、ほとんどのビジネスマンは経済学は「役に立たない」と信用していません。政治家や官僚にも、経済学のセンスをもっている人は非常に少ない。これは経済学の対象とする経済現象があまりにも複雑で予測不可能なため、避けられない面もありますが、「学問」としてお化粧するために数式でやたらにむずかしく見せていることも一つの原因です。

しかし経済学の論理は非常に単純で、中学生でも理解できます。大学院以上の複雑な経済理論は役に立たないことが多いが、大学1年生ぐらいの経済学を学ぶことは有益だし、ビジネスの役にも立ちます。このメルマガでは、みなさんからメーリングリストで寄せられた質問をもとに、なるべく初等的な経済学を使って現実のややこしい問題を理解することを試みます。

毎週月曜更新で、月500円です。サンプルはこちら。アゴラ連続セミナー「あなたがいつも知りたかった(でも聞くのは恥ずかしい)経済学のすべて」は、これをテキストにして行ないます。あさって開講です。