きのう日本のツイッターで最大のアクセスを集めたのは、「岡田外相 全メディアに記者会見を原則開放」というスポニチの記事を伝えた私のメッセージだった。その後、この記事を毎日、産経、共同、時事が追いかけたが、今に至るも朝日・読売・日経はまったく伝えていない。
昔ならこの3紙が情報カルテルを組めば、発生した事件もなかったことにできたかもしれない。しかし今では、グーグルで上の記事を検索しただけで2160件も出てくる。かつて国境を越えた電波が東欧の民主化を進めてベルリンの壁を壊したように、今やウェブは記者クラブの壁を壊したのである。
昔ならこの3紙が情報カルテルを組めば、発生した事件もなかったことにできたかもしれない。しかし今では、グーグルで上の記事を検索しただけで2160件も出てくる。かつて国境を越えた電波が東欧の民主化を進めてベルリンの壁を壊したように、今やウェブは記者クラブの壁を壊したのである。
先日紹介したリアルタイム世論調査というサイトに、「記者クラブの門戸開放について」という調査が立っています。
http://www.yoronchousa.net/result/8886
やはり圧倒的に記者クラブは廃止か開放との意見が多いですが、「現状維持でよい」や「新聞・テレビで報道されなくても問題ない」という人も一定数いるようです。
中には「誰でも出入り自由になるほうが危ない」とか「500人も1000人も来たらどうする」等という難癖に近い意見もあるようです。
池田さんの仰るように情報カルテルは崩壊したとも言えますが、中高年の情報弱者層は大手新聞とテレビからしか情報を取れない一方で、「ネットは怖いもの」と刷り込まれています。
そういう人達が投票権と個人金融資産の大半を握っているという事もまた事実です。
「記者クラブの壁崩壊」は果たして現実の政策に影響を与えられるのでしょうか?