
このごろジャズはあまりおもしろくないので、新譜はほとんど聞かない。ハードディスクに入れたチャーリー・ヘイデンやパット・メセニーなどを、流しっぱなしで聞いていることが多い。そんな中で、久々に感動したのは1だった。ウォルドロンの最後の録音で、最初の1小節で彼の音楽だとわかる。マレイはこういう静かな曲が意外にうまく、
"Home"や
"Ming"などバラードに傑作が多い。
- David Murray & Mal Waldron: Silence

- Charles Mingus Sextet: Cornell 1964
- Roy Hargrove: Earfood

- Maria Schneider: Sky Blue
- Bill Frisell: History, Mystery

このごろは、かなりマイナーな音楽もiTunesで買えるようになったが、2はCDでしか買えない。しかしミンガスの最盛期の貴重な録音で、ドルフィーもこのバンドがベストだったと思う。4はネット通販のみで、10ドル足らずで買える。
ピアニストではブラッド・メルドーがここ10年間ぐらいでは傑出しているのではないでしょうか。
http://www.bradmehldau.com/writing/papers/vanguard_live_music.html
ジャズ・オルガンでは、ラリー・ゴールディングスが渋く重厚な音で魅力的です。
http://www.larrygoldings.com/
みなさまの、よいお年を祈念します。