アメリカで行なわれていたホワイトスペース(TVの空き周波数)を使った無線通信の実験は、テレビ局などの反対で頓挫していたが、今週、再開された。テレビ局は「コグニティブ無線は信頼性がなく、干渉が避けられない」と主張しているが、先月のICPFセミナーで河野隆二氏は「コグニティブ無線は実用段階の技術だ。電波を渡したくない人々が、素人にわからない技術の問題を口実にしてるんじゃないか」と怒っていた。

25日のICPFシンポジウムでは、この分野のパイオニアであるKevin Werbachが、アメリカの現状をふまえて、デジタル化で開ける新しいイノベーションについて語る(これはそのスライドの1枚)。特に日本では、デジタル化によってUHF帯に200MHz(時価2兆円以上)もの「国有財産」が生まれるので、総務省のみならず、財政再建に悩む財務省のみなさんにも、この巨大な電波埋蔵金は見逃せないだろう。まだ空席があるので、申し込みはinfo@icpf.jpまで。