私はPCで作業している時間の8割ぐらいはパンドラを聞いているのだが、今日その創業者から次のようなメールが来た:
Today we have some extremely disappointing news to share with you. Due to international licensing constraints, we are deeply, deeply sorry to say that we must begin proactively preventing access to Pandora's streaming service for most countries outside of the U.S.
インターネット・ラジオは災難つづきだ。7月からは、著作権料を大幅に引き上げる法律が施行される予定で、これを差し止める緊急立法が提案され、それに賛同を求める署名運動がウェブで行われている。それによれば、この法律が施行されると、彼らの収入の60%から300%がロイヤルティとして取られることになり、ほとんどのインターネット・ラジオ局が死滅するという。

国境のないインターネットに国境をつくって、既得権を守ろうとする人は絶えない。パンドラとともに、国境を超えて音楽を共有したいという人々の希望も閉ざされるのだろうか。

追記:TechCrunchによれば、これはもともと国際的に送信できない建て前だったものを適当なZIPコードでOKしていたのが、審査をIPアドレスで厳格にやれということになったらしい。