きょう終わった日銀の金融政策決定会合では、予想どおり「現状維持」という方針が発表された。植田総裁は記者会見で政策金利に言及したが、読売新聞で「マイナス金利の解除」とも受け取られる発言をしたことについては、既定方針は変わらないと述べた。
彼はいまだにインフレ目標2%にこだわっているようだが、そんな数字に意味はない。きょう発表された8月のコアCPI上昇率は3.1%と前月と変わらず、もう17ヶ月も2%を「持続的に安定的に上回っている」が、日銀は目標は未達とのスタンスを変えない。これではインフレ目標は、本来の非裁量的で透明な政策ターゲティングという役割を失ってしまった。
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彼はいまだにインフレ目標2%にこだわっているようだが、そんな数字に意味はない。きょう発表された8月のコアCPI上昇率は3.1%と前月と変わらず、もう17ヶ月も2%を「持続的に安定的に上回っている」が、日銀は目標は未達とのスタンスを変えない。これではインフレ目標は、本来の非裁量的で透明な政策ターゲティングという役割を失ってしまった。
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