今月から本格的にワクチン接種が始まるので、受けるべきかどうか迷っている人も多いだろう。社会的にはワクチンで集団免疫が実現することが望ましいが、それが個人として合理的か(メリットがリスクより大きいか)どうかは自明ではない。マスコミではこの点を曖昧にしているので、ここでは統計データで最小限いえることを書いておこう。

次の図はワクチン接種率の高い上位10ヶ国(小国を除く)だが、接種率と死亡率には有意な相関がない。特にハンガリー・ブラジル・トルコ・インドでは、接種が増えた時期に死亡率が上がっている。これは偶然の一致とは思えない。これらの国々はワクチンの種類も違うので、その原因は不明だが、ワクチンの効果はつねにポジティブとは限らないのだ。



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