銀行預金には金利がつくものですが、よい子のみなさんは金利というものを知らないんじゃないでしょうか。ここ20年ぐらい日本の金利はほぼゼロで、今も普通預金の金利は0.001%。100万円を1年預けても、10円しか金利がつきません。

この原因は、日本銀行の政策金利がマイナスになっているからです。政策金利というのは日銀が決める短期金利で、具体的には銀行などが日銀に預ける日銀当座預金の金利ですが、この一部がマイナス0.1%になっているのです。

これは銀行が日銀に1億円預けると、10万円の手数料をとられるということで、みなさんがATM(現金自動預け払い機)で手数料をはらうのと同じです。銀行はみなさんから預かった預金を日銀に預けるので、預金金利も本当はマイナスにしたいのですが、そんなことをしたら預金が引き出されるので、預金金利はゼロにしているのです。

おかげで銀行は、預金者からゼロ金利で預かった預金をマイナス金利で日銀に預ける逆ざやになって困っています。特に地方銀行の経営が苦しくなって、最近は合併が相次いでいます。最近は日銀も一部の地銀にプラスの金利を払うようになりました。

今年度はコロナ対策で国債が100兆円以上も発行されるので、買い手がなくなって金利が上がるのではないかといわれましたが、10年物国債でも金利は0.03%。なぜこんな状態が20年も続いているのでしょうか?

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