5月12日のニコニコ生放送は【8割おじさん西浦教授に聞く】新型コロナの実効再生産数のすべて。西浦博氏の「42万人死ぬ」の計算根拠が聞けるのかと思ったら期待はずれで、ほとんどは実効再生産数Rtの計算についての一般論だったが、1枚だけ興味深いスライドがあった。

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新規感染者数(棒グラフ)とRt(折れ線・右軸)

これは専門家会議でも出てくるデータの最新版で、報告ベースの数字を2週間さかのぼり、発症日ベースにしたものだ。

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これを4月22日の専門家会議のシナリオ(西浦氏の計算と思われる)と照合すると、その計算違いは一目瞭然だ(図の左側が発症日ベース)。
  • 感染のピークは緊急事態宣言の11日前の3月27日だった。
  • 緊急事態宣言で大きく下方屈折するはずの新規感染者数の減少率は緊急事態宣言の前後で変わらない
  • Rtも3月下旬から1を下回り、緊急事態宣言の後も変わらない。
彼の予測が完全にはずれたことは明白だが、なぜこんなことになったのだろうか。

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