きょう東京で新型コロナの感染者が新たに143人確認され、「感染爆発だ」とか「第2波が来た」とか、マスコミは大騒ぎになっている。確かに図のように(きのうまで)東京都の新規感染者数(PCR検査の陽性確認数)は1週間で2倍ぐらいのスピードで増えており、局地的な感染爆発が起こる可能性がある。

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東京都のコロナ感染確認数(東京都調べ)

ところが重症患者数をみると全国でも毎日2~5人、東京では0~1人しか出ていない。その結果、重症患者は全国の累計で69人、東京では22人である。これに対して重要な人工呼吸器は、全国で3000台以上確保されている。それを使うスタッフの人手不足などの問題はあるが、今のところ医療資源がボトルネックになる状況ではない。

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コロナの重症患者数(厚労省調べ)

これは日本だけの現象ではなく、アジアや東欧ではコロナによる重症化率も共通して低い。つまりコロナに感染しても重症化しないメカニズムが免疫機構にそなわっていると思われる。その有力候補がBCGだが、もしこの仮説が正しいとすると、これから東京で感染爆発が起こっても医療が崩壊するおそれはない。重症患者はそれほど増えないからだ。

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