日米の株価が暴落した原因は、株価の変動率を示すVIX(volatility index)だという見方が強まってきた。VIXは株価の変動が大きくなると上がる指数で、次のチャート(アメリカの株価)でいう「恐怖指数」だが、2月5日はこれが前日の2倍以上になった。

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VIXは「株価が大きく変動する」という指数だから、その逆指数オプションを買うと「株価があまり変動しない」という賭けをすることになる。それを組み入れたファンドの想定を上回って大幅に株価が下がるとVIXが上がり、コンピュータで自動的に株が売られて株価が下がり、それによってVIXが上がる悪循環になるという。

その長期的な影響はまだわからないが、機関投資家のもっているVIX逆指数ファンドの残高は、IMFの調べでは1500億~1750億ドルにのぼるという。VIXが大きく上昇したということは、VIX逆指数ファンドをもつ投資家に、かなり大きな含み損が出ていることになる。

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