今週の言論アリーナでは、秋山哲男さんにライドシェアの話を聞いた。日本ではタクシー業界の反対でライドシェアは全面禁止だが、彼は楽観的だった。人口減少と高齢化で、地方ではタクシー運転手の人手不足が深刻で、いずれライドシェアは解禁せざるをえないという。

これはタクシーという小さな業界の話にみえるが、実は普遍的な問題である。タクシーのような個人ベースのサービス業を法人でやる理由はない。昔は乱暴運転やボッタクリなどの情報の非対称性を解決するためにタクシーを規制したが、ウーバーのような情報共有が一般化すると、すべて個人タクシーでよい。

そして個人タクシーの免許を廃止して料金を自由化すると、ウーバーと同じライドシェアになる。運転手がタクシー会社に所属して、苛酷なローテーションで仕事をする必要はない。こういうオンデマンド労働は、労働者を資本主義から解放して自営業者にするのだ。

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