クジャクの羽は美しいが、何かの役に立つのだろうか。生物学のハンディキャップ理論によれば、羽は目立つので敵に襲われやすく、長い尾は逃げるときじゃまになるが、それゆえに意味がある。それを維持するにはコストがかかるので、派手な羽や長い尾をもつオスは、自分の生殖能力を羽でシグナルしているのだ。

学歴も、クジャクの羽のようなものだ。それ自体は無駄だが、みんなが派手な羽をもつと、もたないオスは生存競争に敗れる。昔は大学に行くことが知識人のシグナルだったが、今はアメリカではMBAでないと一流企業に入れない。それが「大学バブル」だということに誰もが気づいているが、自分だけ降りることができない。

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