Antifragile: Things that Gain from Disorder
GEPRに書いたコラムを、少し学問的に説明しておこう。ここで書いたのは、経済学でいうナイトの不確実性である。これは定量化できるリスクとは区別される概念で、金融危機や戦争のように、予想できないが起こると大変な出来事をいう。

これはタレブのいうantifragileの問題で、ざっくりいうと最悪の事態が起こっても壊れないようにシステムを設計することだ。従来の経済学の概念でいうと、オプション価値を高めることに近い。核燃料サイクルの失敗の原因は、原子力村でも「規制の虜」でもなく、物理学者が技術の期待値を予想できると考え、失敗したときのオプションを考えなかったことだ。

続きは11月7日(月)朝7時に配信する池田信夫ブログマガジンでどうぞ。