北朝鮮の暴発は、時間の問題になってきた。11月の米大統領選が山場で、トランプになったらアメリカが先制攻撃しそうだから、今年中に北から攻撃してくるかもしれない。ヒラリーもオバマよりタカ派で、ビル・クリントンはカダフィとビンラディンを暗殺しようとした(いずれも失敗)ので、やはり北は今年中に攻撃したほうが得だ。

「第2次朝鮮戦争」が起こったら、「憲法9条で日本を守る」と称する憲法学者などの劣化リベラルは吹っ飛ぶ。朝日新聞は号外を出して大きく報じ、「日米韓で連携して北朝鮮を撃滅せよ」という社説を出し、1931年の満州事変のときのように大転換するだろう。

1930年まで朝日は今のように平和主義で、ロンドン軍縮会議では軍縮派の論陣を張った。しかし満州事変が始まると、陸軍の広報紙となった東京日日(毎日新聞の前身)が従軍記者の勇ましい記事で飛躍的に部数を伸ばしたので、東京朝日も強硬派に転じた。大阪朝日も軍縮派の幹部を更迭し、一転して「革新派」の論陣を張り始めたのだ。

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