ゴジラ

蓮舫疑惑に民進党がゆれています。彼女の説明が二転三転するばかりでなく、岡田代表は状況を把握できず「民族差別だ」とトンチンカンな反論をしています。党内でも危機感をもっている人はいますが、彼らの声が執行部に届かずバラバラに動いている。東日本大震災のときと同じ危機管理能力の欠如を露呈しています。

話題の映画「シン・ゴジラ」でも、危機に直面して会議ばかりやって何も決まらない霞ヶ関の日本的意思決定が描かれています。自衛隊の出動をめぐる議論が迷走した末、「超法規的措置」で防衛出動が決まる場面は、民主党政権の超法規的な原発停止を思い起こさせます。

個々の労働者はまじめで長時間労働をしているのに、リーダーが決めないため部分最適になる――こうしたバイアスが日本の労働生産性が低い一つの原因です。今まで意思決定の問題は経営学でアドホックに扱うだけでしたが、最近はゲーム理論や行動経済学などによって、ある程度システマティックに分析できるようになりました。10月からのアゴラ経済塾では、最新の意思決定理論を使って日本的組織のバイアスを分析し、それを是正する方法を考えます。

続きはアゴラで。