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憲法学カルトの石川健治氏が、ネットで話題になっている。テレビで自民党の伊吹文明氏が「石川さんは立派な学者さんですが、現実の危機に対応し、国民の命を守る義務が政治にはあるんです。研究室にはないんですよ」と批判し、石川氏は絶句したらしい。戦後の野党をだめにしたのは、彼のような「憲法を守るためなら死んでもいい」という原理主義なのだ。

冷戦で中ソが核武装する中で、戦力も交戦権もない憲法で日本を守ることは不可能だった。この矛盾を自民党は「自衛隊」という憲法に根拠のない軍を創設することで逃れ、アメリカの核の傘の中に入って補うために日米同盟を守る外交努力をした。これが結果的に、自民党の実務能力を高めた。

他方、社会党は「自衛隊も日米同盟も違憲だ」という高踏的な批判を続けた。これが左右対立の続く党内で、唯一の共通点だったからだ。それは学問的には正しく「進歩的知識人」も応援したが、そのうち「非武装中立」以外の政策が何もなくなり、労働者から見捨てられた。

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