キャプチャ

きのうのDMMラウンジの亀山DMM会長との話は、まさにオフレコの危ない話だったが、中でひとつおもしろい指摘があった。

日本のアダルトビデオは国際競争力があり、最有力の「クールジャパン」だ。アジア全域に広く市場があり、中国で一番有名な日本人は、1500万人がフォローしている蒼井そらだが、日本の一般メディアではまったく報道されない。

日本のように「わいせつな文書・図画」を刑法で禁じている先進国は、今やほとんどない。小児ポルノについての規制はあるが、AVにモザイクなんかかけているのは日本だけだ。現状では、日本からの輸出品も無修正で輸出したものが国内に環流すると販売元が摘発されるというが、ネットではいくらも無修正で見られるので、こんな規制は意味がない。

これは今後、TPPで域内の規制が統一されると、特に日米間で問題になるのではないか。AVを見て人権が侵害されるおそれはないので、刑法175条(わいせつ罪)は違憲の疑いがある。最高裁で合憲とされた「チャタレイ裁判」の判決は1957年だ。この時代錯誤の規定は、刑法を改正すれば解決する。安倍政権が廃止すべき「岩盤規制」である。

あとはオフレコ政経ゼミで。