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私のオフィスに、しつこく「放送法遵守を求める視聴者の会」なる団体から郵便物が来るが、やめていただきたい。ホームページによれば、この会の呼びかけ人は渡部昇一、すぎやまこういち、上念司といったアノ手の人々で、最近はケント・ギルバートも入って記者会見をやっているが、産経以外は相手にしない。

彼らはイデオロギー以前に、もともと知能が低い。上念の著書には「金利と債券価格とは絶対に反比例する!」と解説する章があり、彼は国会で「増税したら税収が減る」と主張して失笑を買った。あいにく2015年度の税収見通しは約55兆円と、増税前の13年度より8兆円増えた。

ギルバートも慰安婦問題について事実に気づいたころはよかったが、最近は「自虐史観」とか「GHQの洗脳」などのアノ手のジャーゴンを多用するようになった。著書でネトウヨのKAZUYAの話を受け売りし、それをゴーストライターが梶谷懐氏と勘違いして出版し、朝日新聞にからかわれた。口述でゲラのチェックもしないで、著書と称するのは厚かましいのではないか。

朝日新聞のような左翼が劣化したのは最近の現象だが、こういう右翼は昔から無学な戦中世代の代表だった。最近は世代交代したが、頭が悪いのは相変わらずだ。しかし彼らには、かつての戦争を美化したい老人の固い組織票があるので、WiLLは毎号10万部も売れるという。

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