敗者の戦後 (文春学藝ライブラリー)
今年は戦後70年だったが、右派はいまだに日本がアメリカの属国から脱却できないというルサンチマンを繰り返し、左派はいまだに反米感情をあおっている。こういう時代錯誤は、もう今年で清算しよう。

これを戦勝国の側からみると、どうなるだろうか。そもそも日米戦争は、ルーズベルトがヨーロッパ戦線に参戦するために日本を挑発したものだ。このときルーズベルトの念頭にあったのは連合国vs枢軸国の世界支配をめぐる戦いであり、枢軸国を全滅させれば恒久平和が実現すると考えていた。

続きはアゴラで。