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「炎のランナー」という有名な映画に、オリンピックの優勝候補である主人公がユダヤ教徒で、100m競争の決勝の日が安息日(日曜)であることを知らされる場面がある。結局、彼は出場を断念するのだが、これは実話である。ユダヤ人にとって律法とは、それぐらいきびしいものだ。

それに比べて、JBpressでも紹介したように、朝日新聞のアンケートに実名で「自衛隊は憲法違反だ」と断定した憲法学者42人のうち、それを改正する必要があると答えた人はゼロだ。自衛隊を解散しろという人もいないので、全員が自衛隊は違憲のままでいいと考えているわけだ。これはユダヤ人ならずとも、普通の法治国家ではありえない無法状態である。

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