幼児教育の経済学
かつて「スーパーグローバル大学」などと言っていた文科省が、最近は180度転換して「文系の大学はいらない」といいはじめた。これは正しいが、人的資本の価値を高めることは今後ますます重要になる。そのためにはどういう教育が効果的なのだろうか。

この問題については、経済学でも教育学でも、おおむね結論が出ている。OECDも推奨するように、幼児教育の社会的収益率は大学よりはるかに高い。著者ヘックマン(ノーベル経済学賞受賞者)は、この点を詳細な計量分析で裏づけている。

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