引っ越しのときCDを全部売ってMP3だけで聞いているが、CDで聞けてもMP3で聞けないアルバムがある。たとえばオーネット・コールマンの名作"Dancing in Your Head"は日本では廃盤なので、iTunesにもAmazonにもMP3ファイルがない。アメリカのiTunesにもAmazonにもあるが、日本からはダウンロードできない。

AmazonでもKindleは日本からもダウンロードできるのにMP3だけだめなのは、レコード会社の政治力が強いため、音楽著作権が国境で制限されているからだ。欧州委員会は、国境で分断されている音楽流通を域内で一元化する改革案を提示した。

TPPでは「グローバル化」を理由にして、著作権を死後50年から70年に延長する交渉が始まっている。私はこれに反対だが、文化庁がそれを認めるなら、この音楽著作権の国境制限も廃止し、グローバル化すべきだ。