小沢一郎氏が不起訴になったのは、最高検の政治的判断だったようだ。これは検察の組織防衛上はやむをえないのかもしれないが、以前の記事でも書いたように、捜査当局が容疑を裁判で争わないで事前に「さばく」ことで闇に葬ってしまうのは、司法の原則に照らすと疑問が残る。裁判で堂々と争うべきではなかったか。
ただ経済学的には、「政治とカネ」の問題はそれほど本質的ではない。民主主義の根本的な欠陥は、1人1票で決める制度がフリーライダーを生んでしまうことにある。1票によって選挙結果を変えることは不可能なので、当選した政治家を買収することが合理的な戦略になるのだ。この場合、贈賄のような危ない橋を渡る必要はなく、特定郵便局長会や連合のような組織票で政策を買うのが合理的である。今では水谷建設のような古典的な贈賄は珍しい。
小沢氏は、田中角栄から利益誘導の政治手法を受け継いだ。特に政府のカネを地方にばらまき、その受益者である土建業者の資金と票を選挙に利用するのが田中の開発した手法だ。これは1960年代までは一定の有効性があった。公共事業の配分には大きな利害がからむため、官僚機構でやると非常に時間がかかる。それを田中は、賄賂という「市場メカニズム」で効率的に処理したのだ。その典型が電波利権である。きょうの国会で自民党が問題にした「箇所づけ」も、田中的な政治手法の典型だ。
このように徹底的に業界の個別利益に迎合するのが、田中に学んだ小沢氏の政治手法であり、それが一時期までは有効だったことは確かだろう。しかしそういう小さな政治は、本当に今も有効なのだろうか。現代の有権者のほとんどは、そういう特殊権益とは無関係である。菅原琢氏は、郵政選挙で小泉首相を勝利させたのは、既得権に迎合する小さな政治を拒否する国民の意思だったと分析している。
田中型の土建政治の最大の欠陥は、こうした政治手法ではなく、その結果である。人口の流出する地方を救うため、田中は中央のカネを地方に再分配するシステムをつくったが、これによって人口の都市集中が止まり、成長も止まった。経済成長の重要なメカニズムである労働人口の増加(都市集中)を抑制したことで、結果的に田中は分配すべき所得も減らしてしまったのだ。
日本経済を建て直すために必要なのは、田中以来つづいてきた「国土の均衡ある発展」を求める政策をやめ、労働人口を都市に集中することだ。小沢氏の継承した田中型政治の最大の弊害は、都市化の流れを止めたことにある。こうした土建政治と決別し、大きな政治を取り戻すことが日本の課題だろう。
ただ経済学的には、「政治とカネ」の問題はそれほど本質的ではない。民主主義の根本的な欠陥は、1人1票で決める制度がフリーライダーを生んでしまうことにある。1票によって選挙結果を変えることは不可能なので、当選した政治家を買収することが合理的な戦略になるのだ。この場合、贈賄のような危ない橋を渡る必要はなく、特定郵便局長会や連合のような組織票で政策を買うのが合理的である。今では水谷建設のような古典的な贈賄は珍しい。
小沢氏は、田中角栄から利益誘導の政治手法を受け継いだ。特に政府のカネを地方にばらまき、その受益者である土建業者の資金と票を選挙に利用するのが田中の開発した手法だ。これは1960年代までは一定の有効性があった。公共事業の配分には大きな利害がからむため、官僚機構でやると非常に時間がかかる。それを田中は、賄賂という「市場メカニズム」で効率的に処理したのだ。その典型が電波利権である。きょうの国会で自民党が問題にした「箇所づけ」も、田中的な政治手法の典型だ。
このように徹底的に業界の個別利益に迎合するのが、田中に学んだ小沢氏の政治手法であり、それが一時期までは有効だったことは確かだろう。しかしそういう小さな政治は、本当に今も有効なのだろうか。現代の有権者のほとんどは、そういう特殊権益とは無関係である。菅原琢氏は、郵政選挙で小泉首相を勝利させたのは、既得権に迎合する小さな政治を拒否する国民の意思だったと分析している。
田中型の土建政治の最大の欠陥は、こうした政治手法ではなく、その結果である。人口の流出する地方を救うため、田中は中央のカネを地方に再分配するシステムをつくったが、これによって人口の都市集中が止まり、成長も止まった。経済成長の重要なメカニズムである労働人口の増加(都市集中)を抑制したことで、結果的に田中は分配すべき所得も減らしてしまったのだ。
日本経済を建て直すために必要なのは、田中以来つづいてきた「国土の均衡ある発展」を求める政策をやめ、労働人口を都市に集中することだ。小沢氏の継承した田中型政治の最大の弊害は、都市化の流れを止めたことにある。こうした土建政治と決別し、大きな政治を取り戻すことが日本の課題だろう。




池田信夫『もし小泉進次郎がフリードマンの「資本主義と自由」を読んだら』
田原総一朗『生存への契約 誰がエネルギーを制するか』
池田信夫『イノベーションとは何か』
田原総一朗『日本の官僚 文部省・建設省・厚生省・郵政省編』
西和彦『ベンチャーの父 大川功』
3・11後 日本経済はこうなる!
古典で読み解く現代経済
日本経済「余命3年」:財政危機をどう乗り越えるか
新・電波利権
宗教を生みだす本能
福田恆存 思想の〈かたち〉
中国化する日本
Thinking, Fast and Slow
Debt: The First 5,000 Years
Atomic Awakening
Power to Save the World
ジョーンズ マクロ経済学
放射能と理性
気候変動とエネルギー問題
ゲーム理論による社会科学の統合
エネルギー論争の盲点
Rational Choice
丸山眞男――理念への信
デカルトの誤り
Energy Myths and Realities
Civilization: The West and the Rest
The Enlightened Economy
Violence and Social Orders
コメント一覧
一流の政治家は世論を誘導・先導するが、二流や三流は世論を操作・迎合する。
サッチャーやブレアや小泉は、言葉と情熱で世論に訴え、人事権を使って官僚や学者に任せた。旧田中派の系統や目立ちたいだけの議員(自民・民主含む)は右翼や左翼以下のゴミだ。
田中時代の小沢一郎は、いわゆる「出世」が遅れています。したがって、「小沢一郎=田中角栄の愛弟子」との認識はおそらく間違い。小沢一郎を引き上げたのは金丸信です。なぜ金丸さんが小沢さんを引き上げたのか、考えられる理由はひとつだけです。後に、小沢さんは自民党から離れて新生党を立ち上げますが、それをもっともやりたがっていたのが金丸さんだったのだと思います。言い換えれば、政権交代可能な二大政党制は金丸さんの夢であり、それを小沢さんに託したのでしょう。
それと、今回の「事件」は、まったく別の方向に展開する可能性があります。私の知る限り、G20で検察が捜査権を持っているのは、日本だけです。したがって、検察から捜査権を剥奪することは、世界の常識に反しない。もしもアメリカが、小沢さんに中国とのコーディネータを期待しているとすれば、小沢さんを支援する目的で「外圧」をかけることもあり得る。
私個人は、科学捜査チームがいるわけではないし、DNA鑑定もやれない検察に捜査権を与えていても意味ないと考えます。現代社会に適応した捜査能力を持たない検察から捜査権を剥奪したところで、害はないでしょう。
青山繁晴さんの解説によると, 特捜部の現場はやれると見ていたが, 上層部は十分な証言が得られていないと判断したのが実態のようです.
2月3日のニュースアンカーでは, 青山さんはかなり落胆しているように見えました. それでもなんとか不起訴の背景を以下のように解説しました.
分岐点は家宅捜索にあったそうです. 実は小沢さんの自宅は家宅捜索されていません. 現場はできると見ていましたが, 上層部はそれを止めました.
それで青山さんは上層部の知人に電話し, 激しい議論になったそうです. その言い分は以下のものだったそうです.
● 逮捕した3人の証言は非常に巧妙で, 一貫しており, それをくずせなかった.
● 不十分な証言だけで動いてしまう前例を作っては, 日本が暗黒社会になってしまう.
つまり, 小沢氏側が一枚上手だったということです.
ただし, その知人はこうも言っていたそうです.
田中角栄も金丸信も, 権力の座を降りてから捜査の手が及んだんです. 小沢さんは今まさに権力の座にあるんです. その難しさをわかってください.
------
以上は青山繁晴さんの解説であって, 正しいかはわかりません. 私の記憶違いもあるかもしれません. ただ, 政治的判断だけではなく, 純粋に技術的な理由もあったと見るべきという気がします.
ホリエモンのブログで見たのですが、実は小沢一郎は政局に集中していて、参議院選挙勝ったら一気に手の平返して消費税上げたり、保険や年金を上げたり、関税や規制を無くしたりする小さな政府にカジを取るのではないかという説を見ました。
が、その他の議員は正直「東京が地方の富を奪っている」くらいの印象を持っているご様子。そのうち、『東京都民だけ強制ふるさと納税』とか『東京都だけ固定資産に新たな特別税を課して地方に分配』とか『東京都民だけ消費税20%』とかやる可能性ありますね。
jij999さん、田中角栄は情け深い政治家でしたが、情に流される政治家ではなかった。田中角栄が小沢一郎を可愛がっていたとしても、政治家としての小沢一郎を高く評価していたわけではない。小沢一郎を高く評価したのは金丸信です。金丸が小沢に夢を託したと言ってもいい。佐藤栄作の後継として田中角栄を引っ張り出したのも金丸信です。
それと、私は本人から聞いたので覚えているのですが、田中角栄は、戦後の焼け跡を見て、東京の人口はせいぜい300万程度にしかならないだろうと思ったと、言っていました。それはしょうがないと思う。しかし現実には、1000万を超えてしまったわけです。日本列島改造論は、それに対するひとつの回答だったわけです。すべてが利権のためではない。
日本の政治をイギリス型にしなければならないという考えに、私は賛成ですよ。日本の政治をイギリス型に変更してようやく、日本のサッチャーやブレアも誕生するのだと思います。地ならしすることが今の世代の役目であり、サッチャーやブレアは次世代から誕生すると考えます。
確かに都市集中は、サービス業にとっては都合が良い。
ただ我が国の場合は、関東平野が広いので一極型であるが、地震国ということを考慮すると問題がある。
また、ミノウラT氏がおっしゃてられたように、東京を典型例として都市の出生率の異常な低さという問題もある。
彼のいつぞやの「東京ブラックホール」説は、非常に鋭い指摘で、多いに馬鹿うけであった。
ちなみに、災害に強い街づくりなど経済学と同様にいざとなったらほとんど机上の空論である。
なぜなら自然に対する知見はしばしば「想定外」という言葉の乱発に繋がるからである。
「日本経済を建て直すために必要なのは、田中以来つづいてきた「国土の均衡ある発展」を求める政策をやめ、労働人口を都市に集中することだ。」にはちょっとびっくりしました。地方活性化も重要だと思うのですが、いかがでしょうか。
検察の行動とマスコミの垂れ流し記事にに不信感を持ったけれど、不起訴になってからの騒ぎも、なんだかはしゃぎすぎのような気がする。ドラッガーの本に、ナチスを支持したのは、60年代のヒッピーのような若者だったという記述がある。自戒も含めて、自分たちの意見が健全かどうかも確かめないといけない。小沢氏が清廉潔白だとはいい切れないし、冷静さを見失って、浮かれていると手痛いしっぺ返しがありそうな気がする。検察の健全な機能は必要だし、民主党が暴走した時には、きちんと批判できる市民の力も必要だ。景気が悪いし、長い間の鬱屈した気分を吐き出したいのもわかるけど。検察やマスコミへの不信と小沢さんの問題は別物。分けて考えなきゃいけないと思う。
地方に住む人間から見ると、都市部流入はあり得ないと思うのです。
地方は今現在高齢化が進んでおり、これ以上の人口流出は破綻を招く懸念さえ有るのです
都市部流入を叫ぶには40年遅れたと思うのです。
恐らくこのまま日本は地方破綻でボロボロになり
それが都市部への流入になると思うのです
しかし破綻した地方が有る限り、これ以上の発展は望めないと思うのです。
出生率の低さは、移民を受け入れれば済む。東京は人を生む町ではなく、金を生む町と割り切った税制をしいた方がいいでしょう。
災害については昔、兵庫の県知事が「東京で地震が起きたら他県にとってチャンス」みたいなことを言ってバッシングあってましたが、実際は逆。地震で古い家が壊れてくれた方が再開発できるから。
が、問題は都市と地方が同じ通貨を使い、それぞれ違ったビジネスモデルを行うことはできないという点です。服飾産業にとってのユニクロ不況を例にすれば、都市部はとっくの昔に工場がビルに建て変わってなんら影響は少ないが、一方、地方の安い労働力を頼みに仕事していた工場は仕事を奪われ雇用を減らす。世界はすでにブルーカラーとホワイトカラーの住み分けを実施していて、日本もソレに習って国を分かつべき時にあると感じます。
sfdxさん、青山さんは何もわかっていないと思うし、青山さんが話を聞いた検察上層部の人物も何もわかっていないと思う。戦前の帝人事件や戦後の造船疑惑事件、後に「三木降ろし」が起きたロッキード事件も含めて、検察が介入するこの種の事件の背景に、必ず現総理/現内閣と次期総理/次期内閣の争いがある。ところが、今回はそれがない。理由は単純で、鳩山さんを降ろして自分が総理になるという野心が、小沢さんにないからです。これが検察の最大の誤算です。
私は、自民党が検察に迎合するのはまずいと、さんざん言いましたよ。民主党の「七奉行」といっても、「七不満分子」にすぎないわけで、彼らに倒閣ができるわけがないとも言いました。検察の負けは十分予想できるわけで、だから河野さんもブログで検察をバッシングしたのです。
私が、検察はバカだと思うのは、石川議員を起訴したことですね。全面的に負けを認めるべきだっと思う。秘書時代にやった政治資金の虚偽記載で起訴してどーするのだと言いたい。自民党への義理立てのつもりでやったとしたら、それは迷惑というものです。鳩山総理はかなり怒っているでしょうけど、自民党が検察を庇う場面はないと思います。
”組織票で政策を買う”とはうまい表現ですね。
あえて、”汚い”言葉で置き換えると本質が見えてくるものです。
>日本経済を建て直すために必要なのは、田中以来つづいてきた「国土の均衡ある発展」を求める政策をやめ、労働人口を都市に集中することだ。
”コンクリートから人”の”コンクリートから”までは正しいということですね(笑)
問題はその先の”人”の中身です。
小沢一郎は、小泉純一郎氏のように特定の政策に固執している政治家ではないと思います。
小沢は若い時から政治家として叩き上げられたいわば"政治家という職業人"であり、特定の政策に精通したスペシャリストではありません。彼の着眼点は「政治」そのものであり「日本の民主化」です。政権交代前後に彼が各種メディアで訴えたのは「(政治が正しいとか悪いとかではなくて)国民が政治に責任を持つ、そのために国民が政権を選ぶ仕組みが大事」という主旨のものでした。政策ではなく政治そのものの改革は、唯一政治家にのみ許される仕事だから、彼は政治家にこだわり続けていると私は考えます。
田中角栄が見せ付けたのは民主主義の力(エリート政治から民主主義政治への脱却、しかしデモクラシーのコストがついてくる)であり、小沢はそこから民主主義の本質を学んだ。「数で決める仕組みが権威を破壊する」。とっくに弟子は師匠を超えていると勝手ですが思います。
田中政治の経済的欠陥が労働力の集中の阻害というのは的外れではないですかね。
地方に戻るものがなければ地方は痩せて絶滅し、地方からの労働力供給に頼る都市が枯死するのが落ちではないでしょうか。資金循環ならぬ労働力循環の崩壊という落ち。
田中政治の経済的欠陥は特定の業者と癒着することで能力不足と手抜きが横行するモラルハザードと癒着出来ない業者の枯死及び新規参入がほぼ不可能になることでの格差の固定といったとこじゃないですかねー。
検察とマスゴミの力関係を語るには、どうしても5年前の件を皆様には是非思い出していただきたいのです。
当時の東京地検特捜部長、切れ者、正義感の強い人物と言われた井内顕策氏がオフレコの席で以下の内容を一部の記者に伝えたことが、すっぱ抜かれたわけです。
http://www.iond-univ.org/tokyo-tiken.html
要約すると、「この世の中で、マスコミほどいい加減で無責任な組織はないというのが、私が特捜検事を長くしてきた経験に基づく実感です。 そして、そのような取材や報道をする記者達の動機は、社会正義の実現などという崇高なものでは決してありません。自分がマスコミの社内で高く評価されるための功名心、あるいはそれと裏腹の自分が低く評価されて左遷などされないための自己保身以外の何物でもないのです。実際に、数は少ないのですが、それでも多少でも心ある記者は、私に内々そのような動機に基づく取材や報道であることを認めています。」
。「マスコミは、やくざ者より始末に終えない悪辣な存在です。少なくともやくざ者は、自分たちが社会から嫌われ、また社会にとって有害な存在であることを自覚し、自認しています。ところが、マスコミは表面的には社会正義の実現などというきれい事を標榜しながら、実際はそのような卑しい薄汚い動機に基づいて捜査を妨害し、社会正義の実現を妨げ、犯罪支援を行っているのです。厚顔無恥も甚だしいものがあります。まさに百年河清をまつ思いです。 そのようにマスコミは本当に有害無益な存在です。」
まさに正論ではありませんか。この一文でわが国のマスコミと公共組織の力関係がよく理解できます。当時筆者は週刊新潮の記事を読んで「さすがに特捜部長ともなる方は違うわ。」と快哉を叫んだのですが、しばらくして学生時代の友人で官庁内部に詳しい方と電話で話す機会があり、この話になったときに「実は井内さんは左遷されることになった。」というのです。
当時の自民党法務大臣、南野知恵子(看護協会推薦のドラエモンおばさん。国会答弁のお粗末さで知られた人。)がマスゴミの糾弾に屈して、厳重注意をした上で本当に左遷してしまったのです。1ヵ月後新聞の片隅にその人事が掲載されたわけです。現在、井内さんはどうされているのでしょうか。まさかヤメ検弁護士として田中森一のような悪の味方にはなってはおられないと思うのですが・・。
結論・・池田先生に全面的に賛成。検察の恣意的捜査などという方は実態を知らず、メディア脳になっておられる。
田中角栄の頃は、戦後に誕生した1ha程度の農地を持つ自作農家が、農業だけでは十分な現金収入を得ることができないといった問題に直面していたわけです。その解決策が、公共事業を通して地方の土建会社に利益を配分することであった。それはそれで意義があったと思う。現在、公共事業の先細りにより、地方の土建会社に仕事が入らなくなってしまっている。そこで、もう一度、田中型をやるのかと言えば、「やってはいけない」ということですね。財政を今以上に悪化させるだけですから。
農業のほうは、ロシアのように、自作と小作をブレンドするという方向で専業農家を育成することになると思います。しかし、それだけでは、公共事業に依存した地方を救済することはできないでしょう。だが、多少の効果はある。私は、同じことを他の産業でも行い、「多少の効果」を積み上げる以外に方法がないと考えます。養殖や養魚を促進して水産業で「多少の効果」を上げ、杉等の伐採と松等の植林を行い林業でも「多少の効果」を上げることはできるでしょう。しかし、私としては国内の鉱業を復活させたい。やはり石炭でしょう、、、
mtcrkさん、検察がガサ入れするシーンをテレビのカメラがジャストタイムで映すわけですよ。この一点を持ってしても、検察のリークはあきらかです。検察とマスコミは癒着しているのです。
小沢幹事長が起訴されなかった理由もあきらかです。鳩山総理が検察を許さなかった。それだけです。それでも分からないのなら、こう言いましょう。三木総理が、検察に田中角栄を逮捕させたのです。
検事の誰かが、「小沢さんは今まさに権力の座にあるんです、その難しさをわかってください」と言ったとしたら、そいつはバカか大嘘つきです。権力の座にいるのは鳩山総理に決まっているではないですか。検察やマスコミに話はこれで終わりにしたいと思いますが、政界に裏権力などないし、闇将軍などもいない。検察やマスコミがでっち上げているだけです。警察がありもしない「裏社会」をでっち上げるのと同じです。
>advanced_future 小沢一郎は、小泉純一郎氏のように特定の政策に固執している政治家ではないと思います。
失礼ですが・・・諮問会議や規制改革会議などの資料、日経や経済専門誌に目を通していれば、このようなワイドショー的な意見はでないでしょう。
ワイドショー的かもしれませんが説明が足りていないのは確かだと思います。申し訳ありません。
小沢は自分の特定の政策に原理主義的な自信は持っていないと私は思うと言いたかったのです。小泉氏のように「この政策で国民の信を問う」などというある意味で「自分が正しい」という思いあがりはなく、小沢は政策の正誤なんて厳密にはわからないのだから、誤まった事を国政にフィードバックできる仕組み、つまり国民の責任として選挙に響く「民主化」が必要だと考えていると思います。だから、彼は常々「国民が選ぶことが大事」と訴えている。
jestemneko様、確かに記者クラブ等を通じて検察と記者のつながりはかなり強いとは思います。癒着とは思いませんが・・。しかし戦後社会を広く捉えた場合、検察や官庁組織がメディアを制御、利用してきた側面より、メディア企業が既得権益を守るために波取り記者や左翼勢力と組んで政治を管理してきた要素の方が、より大きくより社会、国民に与えてきた弊害は大きいですよ。
現に今回の小沢問題でも、大谷、勝谷、室井、など多くのテレビ人に小沢事務所から講演料名目でお金が流れていたことが明るみになったでしょう。
自分もかって少しはそのあたり知る立場にいたし、今も身内、知人が両方の世界にいます。皆わかっていますよ。大手メディアは絶対にそういうことは国民の目に触れさせません。まあ、人の思想まで変えようとは思いませんので・・。
すみません。ご指摘に答えていなかったのでもう一度ワイドショー的な意見を許してください。
小沢が政策原理主義的でないにも関わらず特定の政策に固執しているかのように見えるのはなぜか。なのですが、これは自民党政治を終焉させるために自民党の兵站を破壊しにいっているためで、利権が目的なのではありません。社会主義的組織や政策にスタンスが触れるのは、その力を利用するためであって目的ではない。と、私は勝手に考えています。そんなこと本人が言えるわけありませんので、彼に残されたオプションは民主主義原理主義者のような立ち振る舞うことだけです。
古希も過ぎ去ったオールドキャプテンより一言、
池田氏のB-CASや著作権問題に対する取り組みには以前から敬服しております。
しかしながら今回の小沢問題については私の感じ方とは全く違います。
おなじ元NHKの記者で年代もほぼ同じ坂上遼氏(小俣一平氏)の「特捜検察」幻想の終焉 http://opinion.infoseek.co.jp/article/752 に記載の通り最近の地検特捜はいささか常軌を逸しているとしかいえないのではないでしょうか??
もう止めたいと思っていたのですが、時間が空いたので少し書きます。
検察のリークがなければテレビ局は検察のガサ入れを映すことができないですよ。検察とマスコミの癒着はあきらかです。私は、自民党が夏の参院選で負ければ、記者クラブの解放があると予想します。
マスコミは田中派vs検察をでっち上げてますが、田中角栄や金丸信が逮捕された理由はシンプルで、当時の総理がアンチ田中、アンチ金丸だったから。総理が決断を下さなければ大物政治家を逮捕することはできません。今回は、鳩山総理が小沢幹事長を守った。バカ検察が、鳩山さんが総理の座を守り小沢さんが総理の座を奪おうとしていると思い込んでいた。しかし、それはなかった。鳩山さんと小沢さんの個人的な信頼関係もあったでしょうけど、それ以上に、民主党の事情がある。民主党の都道府県議会議員数は自民党の半数以下です。民主党にとって、来年の統一地方選は今年の参院選以上に死活問題なのです。前原や枝野、玄葉といったバカを除けば、大多数の民主党議員がそれを理解している。分かっていないのが自民党執行部で、困ったものだと思います。予算の対案をほったらかしてバカ検察に迎合しやがって、、、
>advanced_future
あなたの仰ることは間違っていないと思います。
ですが、政治とは民主主義という名の「宗教」であるということをご存知ない。「説明が足りない」ということは、価値判断なので、これ以上の議論は無用でしょうが、世の中を診断できるのは、社会科学(社会心理学、経済学)ぐらいしか現在は無い。だったら、東大の学者に立候補させて説明させればよい(それでも説明が足りないとか、そんなの将来どうなるかわからないとか、批判されると思いますが)。
だから一般人にもわかるように政治家が、単純に「家父長的」に、訴えかけることが「現代認知科学的」に最もベターなシステムであるのです。
一方、諮問会議やいろいろな審議会などで、さまざまな社会学者を新規参入させて、政治を「科学」したという点では小泉政権は日本史上最大の「非家父長的」な政権であったということを忘れてはなりません。「小さな政府」はあなたのような賢い人間にとっては最も居心地のよいものだと思いますよ。
jij999さん、これは大間違い。
>政治とは民主主義という名の「宗教」である
政治は具体的なものです。国民は国家から何かを買うわけではない。しかし納税を強いられている。国家は現在の国民だけでなく、未来の国民や他国の国民からも富財を収奪する。一方、国家は国民から収奪した富財を配分する。未来の国民や他国の国民にも配分する。政治は、収奪と配分の対象や量を決定する作業であると言えるでしょう。
「小さな政府」が望ましいとの考えは、国家=マッチポンプは小さいほうがよいとの考えがあるからでしょう。しかし、現実には、マッチポンプはより大きくなり、どこかで壊れてしまう。日本はその寸前にあるのかもしれません。すると、「小さな政府」か「大きな政府」かではなく、「古いマッチポンプ」か「新しいマッチポンプ」かが重要な選択になる。さらに言えば、「古い政治」か「新しい政治」かが重要な選択になる。しかし、「新しい政治」も具体的なものでなければなりません。