この10年のベストアルバム

NMEやRolling Stoneなどでベストアルバムが選出されているので、それを参考にして、個人的ベストを選んでみた（ジャンル不問）。

1. Brian Wilson: SMiLE
   
2. Sufjan Stevens: Illinoise
   
3. The Strokes: Is This It
   
4. David Murray & Mal Waldron: Silence
   
5. Coldplay: A Rush of Blood to the Head
   
6. Vampire Weekend
   
7. Elliott Smith: Figure 8
   
8. Neil Young: Live at Massey Hall 1971
   
9. M.I.A.: Kala　
   
10. Ornette Coleman: Sound Grammar

「年寄りがんばってる」という感じのアルバムが多いのは、私の年齢もあるだろうが、音楽そのもののエネルギーも落ちていると思う。特にジャズの落ち込みがひどく、4も10も彼らのベストとはいえないが、他にない。

Comments

[1. toshifur_gt]

少しきついコメントですが、
これは単に池田信夫さんの能力の低下を意味しているにすぎません。
私は美術学部と経済学部の両方を学んだのでよく分かるのですが、
美術学部で学んだ大きなことは、アートすることは毎日がイノベーションを要求されることです。
このため精神的にかなり追い詰められます。
小説家やミュージシャンやアーティストは日々身を削る思いになることはよく分かります。
経済学を学んだ時は、イノベーションのかけらもなかったこと･･･。いや、イノベーションを起こすことはアートから比べるとあまりエネルギーを使わなくてもすむことです。（個人レベルでは）
その経験から池田先生のコメントを読むと、やっぱりアートを学んだものからするとぬるま湯的な感性で物を見て（聞いて）いるのが手に取るように分かります。

[2. toshifur_gt]

私には世界中の音楽を聞いていますが、確実に時代の流れを変えるものが聞こえます。
いままでのジャズの延長に新しいジャズの範疇を超えた音が聞こえます。
ロックにもJPOPや東欧諸国の音楽にも確実な動きが聞こえます。
経済学を勉強しているだけの人や既成概念の見方で音楽を聴いている人には聞こえない新しい音楽が聞こえます。
もっと耳を澄まして鋭敏になってください。
必ず聞こえるはずです、これは年齢は関係ありません、どれだけ既成概念を取っ払って全てを同じ力で捉えることができるかの、能力の問題です。
こんなことはアートを学んでいる人にはすぐに話が通じるのですが、経済学を学んでいる人に話すと？？？理解不能でフリーズしてしまいます。
やはり１つのことを学んだだけの人は限界があるなと思ってしまいます。
先生のご健勝をお祈りします。