雑誌には「今年のベスト10」が載る季節になったが、ここでは範囲を広げて2000~09年の10年間のベスト10を選んでみた。私の週刊ダイヤモンドの書評も、まる10年になった。来春には「経済書のブックガイド」を出す予定。原書を除いてリストアップすると、- クリステンセン『イノベーションのジレンマ』
- コルナイ『コルナイ・ヤーノシュ自伝』
- ネグリ&ハート『帝国』
- グライフ『比較歴史制度分析』
- タレブ『ブラック・スワン』
- アカロフ&シラー『アニマルスピリット』
- デリダ『マルクスの亡霊たち』
- 中山信弘『著作権法』
- レッシグ『コモンズ』
- アンダーソン『ロングテール』
上のリストの本の多くは、原著が出たとき取り上げたものだ。当ブログは編集者によく読まれているようなので、次の本はぜひ訳してほしい:
- Tirole, The Theory of Corporate Finance
- Gali, Monetary Policy, Inflation, and the Business Cycle
- Mankiw, Macroeconomics [7th edition]
- Boldrin-Levine, Against Intellectual Monopoly
- Bhide, The Venturesome Economy
- Sen, The Idea of Justice




池田信夫『もし小泉進次郎がフリードマンの「資本主義と自由」を読んだら』
田原総一朗『生存への契約 誰がエネルギーを制するか』
池田信夫『イノベーションとは何か』
田原総一朗『日本の官僚 文部省・建設省・厚生省・郵政省編』
西和彦『ベンチャーの父 大川功』
3・11後 日本経済はこうなる!
古典で読み解く現代経済
日本経済「余命3年」:財政危機をどう乗り越えるか
新・電波利権
宗教を生みだす本能
福田恆存 思想の〈かたち〉
中国化する日本
Thinking, Fast and Slow
Debt: The First 5,000 Years
Atomic Awakening
Power to Save the World
ジョーンズ マクロ経済学
放射能と理性
気候変動とエネルギー問題
ゲーム理論による社会科学の統合
エネルギー論争の盲点
Rational Choice
丸山眞男――理念への信
デカルトの誤り
Energy Myths and Realities
Civilization: The West and the Rest
The Enlightened Economy
Violence and Social Orders
コメント一覧
池田先生、

最近、中国での著作権の話を自分のブログに書いて以来、著作権についていよいよ疑惑が募っていたのですが、先生のお勧め本にあったBoldrin-LevineのAgainst Intellectual Monopolyをちょっとのぞいて見て、やっぱ私も間違ってはいないみたいと思えるようになりました。2007年の新版の方をのぞいたのですが、ワットの蒸気機関からエイズの新薬の話まで、オオ~なるほど・・・と思いながら拾い読みしました。
できることならこれを翻訳してみたいです。亡くなったサミュエルソンのおかげで経済学は数式の羅列になってしまいましたが、こういう平易な書き方の本なら訳せるかもしれない・・・などと野心が涌いてきます。
でもデリダの「マルクスの亡霊たち」の訳者みたいに14年もかかっちゃうと「訳者の怠慢には、強く反省を求めたい」などと書かれそうなので悩みます。
話は飛びますが、日本の政官界に残るテネシーヴァリーの幻想もイジワル爺さんのデリダが言うみたいに「死せるすべての世代の伝統が夢魔のように生けるものの頭脳を押さえつけている」というわけでしょうか。また飛びますが、deconstructionを「脱構築」って言うのはヒドイ翻訳だと思うのですが・・・
趙秋瑾