城繁幸氏のブログ経由で、日経BPの森永卓郎氏のコラムを読んで、コーヒーを吹いた。彼はこう書く:
はたして、デンマークのフレクシキュリティは、本当に日本のモデルとして適当なのだろうか。実は、同じ西欧の国でも、デンマークとは正反対の労働政策を進めている国がある。それは、デンマークとはドイツをはさんだお隣にある国、オランダである。オランダは、デンマークとは異なって解雇に対する規制が極めて厳しい。
当ブログでも書いたように、欧州委員会がフレクシキュリティのモデルとしているのはデンマークとオランダである。くわしくはEUのサイトに書かれているが、週刊東洋経済も簡単に紹介している:
一方、オランダでは90年代半ばから労使折衝などの場でフレキシキュリティの言葉がたびたび登場、デンマークを後追いする形で1999年に「柔軟と安定性に関する法」=フレキシキュリティ法を施行し、一定期間(1年半~3年間)就業した派遣労働者には、正規労働者として雇用契約を結ぶ権利を保障した。
ここまでくると、議論以前の問題だ。森永氏は「エコノミスト」の肩書きをはずして「ワイドショー御用達の電波芸者」と変えてはどうだろうか。