週刊東洋経済の「経済書・経営書ベスト50」のアンケートにきょう回答した。今年前半は、年間ベストワン級の訳本が3冊も出た:
  1. アニマルスピリット
  2. ブラック・スワン
  3. 市場の変相
1と2はどっちにするか悩んだが、翻訳の早さでは1がまさる。2は先日、ダイヤモンド社の担当編集者にお礼をいわれた。私のブログから売れた数でも、最高記録だ。タレブの次の本"Tinkering"は来年春に出る予定で、これもダイヤモンド社が版権を押えたそうだ。テーマは、ブラック・スワンの逆に予想を裏切る「イノベーション」。