情報通信政策フォーラムのホームページが新装開店し、昨年の周波数オークションのシンポジウムの映像(YouTube)が公開された。ソフトバンクモバイルの松本徹三副社長と民主党の鈴木寛参院議員が、電波政策についてコメントしている。

民主党の鳩山新代表への世間の期待はあまり高くないようだが、何はともあれ一度は政権交代したほうがいいと思う。民主党の議員はみんな勉強熱心だが、鳩山氏に典型的にみられるように「お坊ちゃま」的な感じが抜けない。やはり政権について霞ヶ関のワル(これはほめ言葉)とわたり合ってみないと、政党としての実力はつかない。

電波政策は、民主党と自民党の違いが明確な数少ない分野だ。鈴木氏もいっていたように、電波は自民党に私物化され、彼らの集票基盤の一部になっているので、テレビ局の既得権にメスを入れることは、民主党の選挙戦略としても意味があろう。特にUHF帯のホワイトスペースは、鈴木氏もいっていた「コミュニティ・ソリューション」になると思う。ところが、IEEEではホワイトスペースの標準化が進んでいるのに、日本ではここをワンセグに使うとかいう話が、ドコモを中心に進められているという。そんなことをしたら日本の無線技術はますますガラパゴス化し、全滅するだろう。