レッシグのブログなどで、札幌のiCommons会議のポスターが話題になっている。リチャード・ストールマンが、free softwareは"free beer"のfreeではなく"free speech"のfreeだと言ったのは有名だが、日本語ではもともと「自由」に「無料」という意味はない。だからこのポスターを見るとアメリカ人はびっくりするようだが、日本語に訳すと「500円で自由にビールを飲んでください」という普通の意味だ。

数年前、日本の会議にストールマンをまねいて話したとき、彼は「英語のfreeというのはまぎらわしいが、日本語の自由ということばにはそういう曖昧さはないと聞いた。だから日本では『自由ソフトウェア』と呼んでほしい」と(まじめな顔で)言った。