当ブログのアーカイブを製本したものを、版元(というのだろうか)から送ってもらった。4冊で1万7000円もするが、11セット売れたという。お買い上げ、ありがとうございます(私には1円も入らないが)。

これを見ていると、本はこれからどうなるのだろうか、と考えこんでしまった。音楽や映像の著作権が騒がれているが、本家の著作物である本の世界では、あまり問題にならない。もとの原稿がデジタル情報として流通していないため、本を丸ごと複製するのは、このように大きなコストがかかるからだ。つまり本の価格は、このアーカイブ本に見られるように、今や製本の価値にすぎない。

しかし私の10年前の本のようにPDFでデータが公開されると、これをプリントアウトしたままでも読める。情報としては、製本は必要ないのだ。アメリカでは、AmazonのKindleで読んでいる人がけっこういる。解像度は十分だから、すべての本がKindleになれば、わが家の面積の半分近くを占める書庫のスペースも、大幅に節約できる。そうなると本のデータもWinnyで流通して、出版業界も「はじめに文化ありき」とか「ちゃぶ台返し(ノ-_-)ノ ~┻━┻ 」とか騒ぎ始めるのだろうか・・・