Red Herring誌によれば、今年の主役は世界的にもVoIPになりそうだ。これまでのような「すきま商品」ではなく、従来の電話に取って代わることは確実だろう。

重要なのはVoIPが電話よりも安いということではなく、メインの端末が電話機からPC(のようなモニターつき端末)になることだ。これにOutlookのような住所録を統合すれば、電話番号を覚える必要はなくなるし、相手が電話に出られる状態かどうかもわかる。こういう機能やテレビ電話などを統合すれば、VoIPは単に電話をcannibalizeするのではなく、新しい市場を創造する可能性がある。

新しい産業が生まれるために重要なのは、「ユビキタス」の類のお題目ではなく、こういうメリットのはっきりしたアプリケーションが登場することだ。VoIPは、PCを超える「汎用デジタル家電」を生み出す突破口になるかもしれない。