レンタル・ビデオのベストセラー(というのだろうか)になっている"24"を、DVDで第3シーズンの前半まで見た(後半は12月にレンタル開始)。

24時間で起こるドラマを同時進行で追うというのが売り物だが、手法はハリウッド定番のノンストップ・アクションだ。警察官が単独行動をして事件が次々に起こるという設定は「ダイ・ハード」に似ているが、ちょっと台本が荒っぽい。大した必然性もなく旅客機が爆破されたり、ほとんど10分ごとに人が殺されるのには辟易した。

しかし家庭で見るには、劇場映画をビデオ化したものより、こういうお手軽なテレビ・シリーズのほうがいいのかもしれない。この番組などは、明らかにパッケージ化を前提に制作されている。映画は今や興行収入よりビデオ・DVDの売り上げのほうが多いが、テレビもそういう時代が来るだろう。「電波利権」にこだわるより、番組の質を高めるほうが大事だ。