『噂の真相』といえば、業界では「ネタ本」としてけっこう重宝されていた。そこに出ている話は眉唾でも、火のないところに煙は立たないので、何か関連するネタがあるかもしれないからだ。
ただ岡留安則『噂の真相 25年戦記』(集英社新書)を読むと、実際にはねらいをつけた相手には張り込みをするなど、ちゃんと裏を取っていたらしい。それでも毎号5、6通ぐらい内容証明の手紙が来たらしいが、事実関係に誤りがあったらすぐ謝罪記事を出したという。
この逆に、NHKは事実と違っているわけでもない番組について事前に政治家に「ご説明」に行き、それが暴かれると、政治家と示し合わせて嘘をつく。毎日新聞も書いているように、「歴史教科書議連」の先生方にはみんな説明に行き、その意向を反映して直前に改変したというのが「真相」だろう。中川氏の「3日後」という話も疑わしい。
NHKよりも『噂の真相』のほうが、メディアとしてはずっとまともである。
ただ岡留安則『噂の真相 25年戦記』(集英社新書)を読むと、実際にはねらいをつけた相手には張り込みをするなど、ちゃんと裏を取っていたらしい。それでも毎号5、6通ぐらい内容証明の手紙が来たらしいが、事実関係に誤りがあったらすぐ謝罪記事を出したという。
この逆に、NHKは事実と違っているわけでもない番組について事前に政治家に「ご説明」に行き、それが暴かれると、政治家と示し合わせて嘘をつく。毎日新聞も書いているように、「歴史教科書議連」の先生方にはみんな説明に行き、その意向を反映して直前に改変したというのが「真相」だろう。中川氏の「3日後」という話も疑わしい。
NHKよりも『噂の真相』のほうが、メディアとしてはずっとまともである。